はな家は、土地探しに約1年かかりました。
一般的に1年が長いのか短いのか分かりませんが、
私にはとても長く感じました。
長女の小学校入学前に新居に引越しをしている予定が、どう頑張ってももう間に合わない焦りや、アパートに支払っている家賃の勿体なさ、物が増えすぎて収納できず生活しづらいイライラ…。
土地探し中は色々な焦りや不安がありました。
土地を探している期間にコロナが流行してしまったこともあり、土地がなかなか売りに出ない(世間が落ち着いてから売りに出そうと考える地主さんが増えたとのこと)、
やっと自分たちの条件に合う土地が売りにでたと思ったら、
すぐに業者に買われてしまったり、
購入申し込みをしてもらうよう依頼した住宅メーカーの営業さんに嘘をつかれて、実際は申し込みがされてなかったり…(←本当にあったんです涙、泣き寝入りです涙)
もう本当に…このままずっと土地が買えない、マイホームを持つことができないのではないかと、私だけでなく、元々ポジティブ人間な夫も参ってました。
でも、土地探しについての反省点があり、
それは、どんな土地に住みたいかをはっきりと考えずに、ぼんやりとしたイメージで探していたことです。
土地探しを続けていく上で、現実を知り、
どんどん土地に求める条件が少なくなっていきました。
結果的には、本当に譲れない条件に絞ったことで、
いざ条件に合う土地が売りにでた時に、しっかりと動くことができたのだと思います。
もう少し早い時期によりしっかりとイメージを持てていれば、土地探しに1年の時間を費やさずに済んだかもしれません。
この記事では、私たちが最終的求めた土地の条件をあげてみたいと思います。
通学する学校の学区内(転校はさせない)
はな家が家を建てることを決めたのは、長女が年中の時。
探せばすぐに土地が見つかるものだと謎の自信があり、小学校入学前には新居に引っ越しできるだろうと甘い考えを持っていました。
しかし、土地探しが難航、新居への引っ越しは入学に間に合わないと分かり、当時住んでいたアパートがある学区の小学校に入学することになりました。
学区が異なる場所に土地を買い、家を建てれば、入学した小学校を転校させることになります。
転校ありきで土地を探すのか、それとも入学した小学校と同じ学区で探すのか。
悩みました。
長女も、物事を理解できる年頃だったため、長女の気持ちを無視することができませんでした。
転校することになっても良いか聞くと、嫌だと号泣。(そりゃそう、聞いたらそうなるよ。)
そのため、入学する予定の小学校と同じ学区内で探すことになりました。
私の職場も夫の職場も、住んでいたアパートから近い場所にあったため、長女の気持ちを重視してもその後の通勤に不自由はなかったことも、この決断に繋がったと思います。
これで一気に範囲が絞られました。
探す範囲が絞られたことで、探しやすくなりました。
通勤や実家の位置など、ある特定の場所で土地を探す必要がないならば、
なかなか予測しづらい部分はありますが、家の完成、新居への引っ越しはいつになるのか、そして子ども的に、また親的に転校はありかなしか、をまずはっきりさせること、
学区を考慮して土地を選ぶのかどうかを決めてから、
土地を探すことが大事だと思います。
ハザードマップ上、自然災害が起きる可能性が低い
次に条件にしたことが、ハザードマップ上で、自然災害のリスクが高いと予測されている土地を避けること、です。
市や県のホームページから、
浸水(内水)、洪水や土砂災害など、自然災害のリスクが高い土地は避けました。
これは、私が心配性な性格であり、
自然災害の危険性があると思うと、ずーーーっと心配してしまうだろうな、と思ったからです。
あまりにも売りに出る土地が少ない時期が続くと、自然災害の危険性が高い場所であったとしても、やっと出た土地!とすぐに飛びつきたくなるのですが、
その場所で生活している自分の心理状態を考え、ぐっと堪えました。
幸いにも、探している場所が、そこまで災害のリスクが高い土地ではなかったため、
この条件で候補となる土地がいくつも絞られてしまうということはあまりなかったです。
自然災害は決してハザードマップが全てではないですが、
これから住む土地が、どれくらい危険性があるのかを事前に知ること、
そしてそれを自分が許容できるのかどうかを考え、探すことが必要だと感じます。
広さ
新居を持つことに決めた理由に、
3人の子どもにそれぞれ部屋を持たせてあげること、
庭で外遊びができるようにすること、
がありました。
そのため、部屋数や庭をしっかり確保でき、それでも建築費や外構費がかかりすぎない広さを条件にしました。
土地探しが難航していると、
土地を買うことが目標になってしまって、
その後に家を建てることや、そもそもどうして家を建てるのかがおざなりになってしまいます。
もういっか、少し狭いけど土地探し疲れたからこの土地でいっか、、
と、家を建てる本当の目的を忘れてしまいそうになりましたが、
その度に何度もどうして家を建てるのかを思い出し、初心を忘れずに、
が大事だと感じました。
駐車しやすく交通量が少ない前面道路
私が土地を探していた範囲は、住宅地の前面道路が4mと最低限な広さがほとんどです。
運転の下手な私は、4m道路ということだけでも運転しづらいのですが(避けないと反対からくる車とすれ違えないこと自体がハードルが高い(涙))、
更に電柱が道路の端に寄っていないことも多く、障害物を避けながら自宅の駐車場に駐車できるのかがとても心配でした。
そんな私が求めた条件が、
せめて自宅への駐車にストレスを感じないこと。です。
駐車を考えると、前面道路はなるべく広い方が良いけれど、広い交通量が多い道路では、騒音が心配でした。
それまで住んでいたアパートが交通量の多い道路に面しており、更に交差点が近くにあり、騒音や車の振動で夜中に目が覚めてしまうことがありました。
そのため、自宅への駐車にストレスを感じない広さが保たれ、交通量の少ない前面道路。を条件にしました。
生活であまり車を使わなかったり、運転が上手い方は、あまり気にならないことかもしれませんが、
車中心の生活や私のように運転があまり得意でない方は、前面道路の状況を考慮することが大切だと思います。
生活に必要な場所が遠すぎない
優先して考えたことは、子どもの通学です。
通学する小学校や中学校が遠すぎないこと、はもちろん、
高校以上のことは、土地を探す時点では分からないため、
駅近ではないものの電車通学も可能なように、駅まで行けるバス停まで歩く際、また駅まで自転車で行く際に、時間がかかりすぎないこと、を条件としました。
スーパーやドラッグストアが近いことも、生活が便利になり、何よりも時短になる!条件ですが、
休日にまとめ買いが中心のため、結局は近くても車で買い物に行くことになるので、
近ければより嬉しい、、くらいに考えていました。
まとめ
土地探しに約1年かかったはな家が、最終的に土地に求めた条件をあげてみました。
譲れない条件をあげて、更にその条件に優先順位をつけておくことも重要だなと思います。
はな家は、土地探しに本当に苦労しました。。
土地を探している方が、少しでも早く理想に近い土地が見つかりますように。。
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。