【マイホーム】賃貸派だった子ども3人共働き夫婦がマイホームを持ったわけ

はな家は、元々賃貸派。マイホームを持つことに躊躇し、長く賃貸アパートに住んでいました。

しかし、結局は賃貸よりもマイホームにメリットを感じ、購入に至りました。2人目妊娠中に家を建てることを決断し、入居時は夫婦とも40歳目前でした。

マイホームを持つことに躊躇していたはな家が、どうしてマイホームを持つ決断をしたのか、その理由を紹介したいと思います。

同じ土地で生活をする覚悟ができた

はな家は、夫婦とも実家を出て、職場の近くに住んでいました。夫婦どちらかの実家が近かったり、住みたい場所、というわけではありません。

「職場が近い」ということを除いては、言ってしまえば思い入れのない土地。「住んでも住まなくても良い土地」です。

そんな「住んでも住まなくても良い土地」にマイホームを持つとなれば、そこが「住まなくてはならない土地」になってしまいます。

賃貸であれば、事情ができたら、…事情ができなくても、自分たちの気持ち次第で引っ越し、住む場所を変えることができます。

しかし、マイホームを持ったらそういうわけにはいきません。

そんな思い入れのない土地にマイホームを持ち、そこに住み続ける覚悟ができるまでに、約10年かかりました。

転職への希望が薄まった

思い入れのない土地にマイホームを持ち、住み続ける覚悟ができた理由の一つは、特に夫の転職への希望が薄まったからです。

夫は、自分にとって、よりやりがいのある仕事に就くことを大事に考えており、転職先を探していました。

その気持ちを尊重したいと思っていたため、夫の転職先が決まるまでは賃貸に住み、転職先が決まったら、通勤しやすい土地にマイホームを持とうとぼんやり考えていました。

しかし、結局は夫は転職せず…、何年後かにはまた転職欲が出てくるのかもしれませんが、直近での転職に対する希望がなくなったため、それまで住んでいた夫、私それぞれの職場に近い土地にマイホームを持つ決断をしました。

もし、今後夫が転職をするとなったら、その時には現在のマイホームから通勤できる場所に転職をしてもらおうと思います。

子どもの小学校入学が近づいた

同じ土地に住み続ける覚悟ができたもう一つの理由は、長女の小学校入学が近づいたからです。

私は、小学校から高校まで地元で育ち、今も実家に帰れば地元の友達がいます。

幼い時からの友達は、お互いに言葉にしなくても分かり合える部分が多く、ある程度成長してから知り合った友達とはまた違った良さがあると感じています。

また、生まれ育った実家があることは、いつでも帰れる場所があるようで、安心できるのではないでしょうか。

子どもたちにも、同じように、実家を持ち、地元の友達を作って欲しいと思っていました。

可能な限り、小学校入学以降に転校をさせることは控えたいと考えていたため、長女が小学校に入学することをきっかけに、マイホームを持とうと決断をしました。

子どもが増えることで物が増えた

賃貸のアパートの間取りは2LDKでした。夫婦2人暮らしの時には、広すぎるくらいだったのですが…。

子どもができてからは、みるみる物が増えてしまい、収納スペースも限られていたため、恥ずかしいことに玄関や階段にまで収納できない物が溢れている状況でした。

子どもに整理整頓の習慣をつけさせたかったのですが、収納スペースがないために、どこに片付ければ良いのか分からず、子どもも混乱してしまいました。

何度も断捨離をしたのですが…、子どもは3人を希望していたこともあり、長女の時に使った育児用品や子供服をとっておきたい気持ちも強く、なかなか物を減らすことができませんでした。

2人目を妊娠したタイミングでもあり、それ以上に物が増えることは容易に予想できました。

物を収納できないと、いつも散らかっている状況になり、いざ使う時に必要な物が出てこないことが増え…、イライラを感じたことも多くありました。

家が広くなれば収納スペースも増やせる、この気持ちもマイホームを持つ決断をするためには大きかったです。

家賃と毎月のローン返済額に差がなかった

マイホームを持つならば、夫婦の寝室、そして子どもたちに1部屋ずつ与えたい、と思っていました。

子どもは3人を希望していたため、4LDK以上の間取りが必要になります。

私が住んでいる土地で、賃貸でこの間取りに住んだ際に必要になる家賃(アパートやマンションではこの間取りがなく、一戸建てを借りると仮定した場合)と、この間取りでマイホームを持った際に返済する毎月のローンに差があまりありませんでした。

毎月住居のために払う費用が同じくらいならば、形として自分たちの手元に残るマイホームにしようと考えました。

家賃を払い続けることに不安があった

特に退職後です。年金をもらえるかどうか、その額がどうなるのか…。退職し、収入がなくなる老後の不安を強く感じていました。

退職後に、家賃を払い続けることは、とても負担なのではないか。

それならば、働き、収入がある期間に、家賃としてではなくローンとして住居費を払い、老後には家賃を払わずに生活できるようにしたいと考えました。

今思えば、もっと早くこう考えていれば…と思います。

住居費だけを考えれば、長く賃貸アパートに住み、家賃を払い続けたことが悔やまれます。

まとめ

総じて、将来の自分たちの選択肢を狭めたくないから…、仕事についても、生活スタイルについても…。

マイホームを持つことで、選択肢が狭まるような気がして、なかなか決断できませんでした。

今回紹介した、いくつかの理由があって、やーーっと決断できました。

マイホームを持つことは、人生においても一大事。

十分に検討することも必要だけれど、悩みすぎて先送りにすることは、避けた方が良い…、と結果的には感じています。

この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。