【土地探し】〇〇〇じゃなくても良かった!拘らなくても良かった条件

はな家は、一戸建てを建てるにあたり、土地探しから始めました。

当初は、希望通りの土地がすぐに見つかるだろう、と根拠のない自信がありました。

しかし…、希望する土地がなかなか見つからず…。

結果的には、土地探しに約1年間を費やすこととなりました。

一般的に1年間が長いのか短いのかはわかりませんが、

私にとってはとても長く感じ、

土地を探している期間は、本当に土地が見つかるのか、家が建てられるのかと、先の見えない不安で暗い気分になってしまうことが多々ありました。

どうして1年かかったのか、その理由の一つに、土地に求めることが多すぎた、ことがあると思います。

土地を探す上で、譲ってはいけない条件もあると思いますが、あまりに条件が多いそして厳しすぎると、本当に見つかりません。

結局、はな家では当初条件にしていたことを妥協し、土地を買いました。

妥協しようと決めたタイミングでは、妥協して買った土地に家を建てること、そしてその土地と家に数十年ローンを支払っていくことが嫌になり、暫く後ろ向きの気持ちになりました。

しかし、実際に住んでみて、、、拘っていた条件ですが、そこまで気にしなくて良かったなと思うポイントがいくつかありました。

この記事では、土地を購入する際に妥協したこと、そして実際に住んでみて、結局はあまり気にならなかったことを挙げていきたいと思います。

南道路じゃなくても良かった

私が一番拘っていたことは、これかもしれません。

日光を浴びることで、セロトニンという神経伝達物質が分泌され、気持ちの安定に繋がります。

学生時代に住んでいたアパートが西道路であり、部屋の中で日光を感じることがほとんどできなくて、1日家にいると気分がどよ〜んと落ち込んでしまった経験があります。

そのため、日当たりの良い家を建てることに強い拘りを持っていました。

しかし…、南道路の土地はその他の方角が面している道路の土地に比較して、土地の値段が高いことが多いですよね。

そして、南道路の土地だけを希望していると、候補となってくる土地が圧倒的に少なくなります。

最終的に、「南道路じゃないと嫌だ」という私の訴えを、夫に「そんなこと言っていたら一生見つからないし、家も建てられない」と一蹴され、

南道路ではないけれど、その他の希望する条件に合った土地を購入しました。

それまで土地探しに時間がかかりすぎており、そう言いたくなる夫の気持ちも分からなくはなかったんですけどね。。

土地を購入した直後からハウスメーカーとの打ち合わせ期間は、南道路じゃないことが気になり、落ち込みながら進みました。

南側の建物と十分に距離を保って建築できれば、南道路でなくても日差しを確保できるんですけどね。そんなに広い土地が買えるはずもなく。

結局、L字型様の建物にしたり吹き抜けを設けることで、日当たりを確保する工夫をしました。

南の隣家との距離はおよそ5m程です。

実際に住んでみて、

太陽の昇る角度が高い夏は、部屋明るいです。

吹き抜けからの日差しが眩しいくらいです。

そして問題の、太陽の昇る角度が低くなる秋冬(冬至頃)は、

太陽が一番高く昇る正午前後は、部屋の照明を付けなくて良いくらいは明るい。

しかし、明るい時間は短い。

です。

1年通しての肌感としては、

そこまで明るいわけではないけど、暗すぎない。です。

西道路に住んでいたアパートの頃のような、日差しを感じられなくて暗い気分になることはありません。

これだけで、南道路じゃなくても良かったかな。と思うことができました。

加えて、むしろ南道路じゃなくて良かった。と思うこともありました。

人目を気にせず、南側のカーテンを開けておくことができます。

南側の隣家は、はな家と接する面の窓が全て曇りガラスになっています。

隣の家の方とお話したら、お風呂場や脱衣所となっているそうで、あちらも家の中を見られないように曇りガラスに加えて窓の内側に目隠しとなるシートを貼っていらっしゃるとのこと。

そのため、窓を開けて過ごしても、お隣の方と目が合うことはありません。

日当たりの良い時間にカーテンを開けて過ごしても大丈夫。

開放感があり、気持ちが良いです。

これは、前面が人通りのある南道路の建物ではなかなか難しいメリットかなと思います。

ゴミ置き場が近くても良かった

はな家は隣の家の前面道路がゴミ置き場になっています。

ボックスではなく、ネットをかけるタイプです。

土地を購入する前は、匂いや害虫、野良猫やカラスに荒らされることでのゴミの散乱…等色々な不安がありました。

しかし、実際に住んでみて、心配していたようなことはまだ経験せずに済んでいます。

自治会で、ゴミ置き場当番があり、当番となった方が管理をしてくれている?おかげなのかもしれません。(自治会には入会しましたが、詳細はよくわかっていません。)

そして、そのゴミ置き場を使う方達のマナーがとても良く、いつも整然とゴミが出されています。(決まった日に決まったゴミを出すのはもちろん、ゴミ袋をしっかり積み広がらないようにしている、隙間がないようにネットが掛けられている等…)

結論として、ゴミ置き場が家から近い場合でも、ゴミ置き場を使う人たちのマナーが保たれていれば問題となることは少ない

と感じました。

これは、周囲の治安や住んでいる人の倫理観が影響してくるのだと思います。

土地を購入する前に、これを知るのはなかなか難しいかもしれませんが、

検討する土地の治安がどうか、周囲の人に聞くことや、ゴミ収集の日にどのような状態でゴミが出されているかを見にいくことで、

ゴミ置き場が近くても良いかどうかの目安になるのではないかと思います。

分譲地じゃなくても良かった

土地を探している期間、

ハウスメーカーや不動産販売店から、

分譲地は、これから家を買って子育てをしようとする子育て世代が多いため、コミュニティを築きやすい。

と何度も言われました。

その時には、同年代の子供がいる家庭が近くにあれば、子どもをみんなで見守ることができて安心、そして、子ども同士も楽しいだろうし、ママ友ができれば情報交換ができてそれも嬉しい、と思っていましたが…、

はな家が買った土地は分譲地ではありません。

分譲地を検討したタイミングもあったのですが、

建築条件付き土地であったため、ハウスメーカーを選びたかったはな家は見送りました。

実際に購入した土地は、私たちよりも少し上の世代の方が多く、

同年代の子どももいますが、はな家の子どもたちよりも少し上の年齢の子が多いです。

実際に、分譲地ではない土地に住んでみて、

特別に子育てに理解があると感じたことはないが、子どもが家の中で大きな声を出したり走り回っていたとしても、クレームなどを受けたことはない。

そして、積極的に話ができるママ友はできていない

です。

簡単に言うと、可もなく不可もない。

住んでみて気がつきました。

近くに同年代の子どもがいる家庭があっても、だからと言って子どもたちが仲良く遊んだり、ママ同士がママ友になれるわけじゃない。

そして、

節度やマナーを守って子育てをしていれば、

周囲の子育てに対する積極的な理解がなくても、困らない。

でもやっぱり、分譲地良いなぁと感じることもあります。

住んでみて感じた分譲地の良さは、そこに住む人のコミュニティじゃなくて、

前面道路にそこに住んでいる人の車しか入ってこないことと。

だと思いました。

分譲地は、周囲の道路を使うのが住んでいる人のみだから、

交通量がそこまで多くないですよね。

子どもが駐車場から家に入るまで、

道路にはみ出して走っていくことがあったり、庭で遊んでいてもうっかり道路に出ていることが度々あるため、

前面道路を通る車が少ないことは、とても羨ましいと感じます。

まとめ

土地探しで諦めた条件、

でも住んでみてそこまで気にならなかったこと。をあげてみました。

結局は優先順位ですね。

自分たちにとって何を優先するかを早めに決めることで、土地探しがスムーズに進むのかなと感じます。

この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。