はな家は共働き8年目。母である私は、3人の子どもを育てながら、フルタイムで勤務しています。
どちらの実家も遠方、両親の協力を得られない環境での共働きは、とても大変で、時短勤務に変更したい、退職したい、転職したいと思ったことが何度もあります。
この記事では、それでも何とか踏ん張ってフルタイム勤務を続けてきた理由を紹介したいと思います。
母の影響
私の母は、新卒で就職してから退職まで、ずっとフルタイムで働いていました。
毎朝、スーツを着て出勤する母を見るのが当たり前だったため、母親も働くもの、だと思って育ってきました。
そんな母は、育児において経験することを大事にしており、やりたいことは何でも経験させてくれました。
「家にいないことで淋しい思いをさせることもあるけれど、その分やりたいことは何でもやらせてあげる」と。
そんな母に育てられた私も、同じように子どもに色々な経験をさけてあげたいと思っています。
そのためには、やっぱり資金が必要。
私が働くことで、子どもに色々なことを経験させ、選択肢を増やしてあげたい。これがフルタイムで働く1番の理由です。
夫の意向
夫は、フルタイムで働いて欲しい、という意向があります。
1番の理由は、やっぱり収入面です。家のローンや教育費、老後の資金を確保したいという気持ちと、共働きをすることで得られてきた少々の楽しみを失いたくないという気持ちも大きいようです。
子どもたちとのお出かけや外食、そして自分自身で遣うことができるお金も確保できますもんね。
また、夫は家事、育児にとても協力的で、やりたくない、という気持ちはないようです。そのため、夫のスタンスは、「夫婦とも同じように働いて、同じように家事、育児をしよう」です。
実際のところ、家事、育児の分担が本当に50%50%かと言うと、そうではないと私は思っています…が、そうしようという気持ちでいるようです。
こうした夫の意向が強く、家事育児を分担しながらフルタイム勤務を続けています。
時短勤務では可能な業務内容に限度がある
明示されているわけではありませんが、私の職場では、時短勤務の場合、責任のある業務を任されることは、時短勤務でない場合と比べて少ないです。
これは、本人がそれを希望しなくても、です。
でも、それは仕方のないことなのかもしれません。時短勤務の場合、当然職場にいる時間が短いわけで、自分が滞在していない時間に進めなければならない業務は、行うこと自体が難しいですよね。
そうでなくても、ワーママという立場で、出産前に比較し、職場での自分に対する扱いが変わっていることに加え、時短勤務とすることで、同じ職位の同僚に任せられる業務を受けることができないのは、本当に悔しく虚しくなります。
少しでも、出産前と同じように働きたい、そう思う気持ちもフルタイムで働く理由です。
時短勤務で働ける期間が短い
時短勤務とすることができる期間は、職場で異なると思いますが、私の職場では、子どもが3歳になる年の年度末までです。
つまり、4歳になる年度になれば、時短勤務はできなくなります。
私は、この規則がとても不思議です。どうして3歳までなのでしょうか。4歳からは時短勤務を取れない理由は何だろう?
4歳になれば自分で保育園に登園し、1人で自宅に帰って来れるのでしょうか。そうであれば、4歳から時短勤務ができなくなることにも納得できますが。
そんなわけありません。長女の場合、4歳になる年には、何とか身の回りのことができるようになったかな?程度で、保育園への送迎はもちろんのこと、育児にかかる時間は3歳の時と大きく変わりませんでした。4歳になっても、子どもが急に手が離れるわけでも、制度や環境が助けてくれるわけでもありません。
結局は4歳になる時に、今の職場で働き続けるのであれば、私たち親自身が、工夫と努力でフルタイムで働く方法を模索していくしかないのです。
それならば、初めから時短勤務ではなくフルタイムで働けるように努力する。これが、出産前と同じ職場で働くことを選択した私たち夫婦の方向性でした。
共働きできる期間は長くないと思っているから
共働きをするためには、多くの条件が必要だと思います。
毎日の家事、育児、仕事には何よりも体力が必要ですし、健康でなくてはなりません。それは子どもも同じです。子どもの体調不良が続いては、仕事には行けません。
また、職場での業務も、今はあまり残業をせずに何とか行うことができていますが、ずっと同じ業務が続くとは限りません。もっと忙しい部署に異動になり、どうしても残業しなければならない状況になるかもしれません。
夫が転職したいと言い出したら…?
私自身の「共働きを維持しよう」という気持ちだけでは、どうにもならないことが多くあります。
【共働きは綱渡り】だと思っているからこそ、運よく条件が整っている期間に、働けるだけ働こうと思っています。
まとめ
私がフルタイム勤務をする理由を挙げてみました。
ママになって、フルタイムで働くことがどうしてこんなに大変なのでしょうか。
働きたい気持ちのあるママたちが、もっと気楽にフルタイムを選択できるようになると良いですよね。
この記事がどなたかの参考になれば嬉しいです。